修行フライト① 羽田〜石垣
メモ程度ですが、修行のフライトを振り返っておきます。
まずは10月の羽田〜石垣から。
1.修行の前
修行もプレミアムクラスも用事もないのに飛行機に乗るのも何もかも初ものづくしで、修行を決めてから毎日修行のことばかり考えていました。
特に朝の交通手段については何百回頭の中でシミュレーションしたことか・・・
朝は何時の電車に乗って、乗り換えは何分で、
乗り換えに便利な車両は何号車で、第2ターミナルは何号車が階段に近くて、ゲートはここだから・・・ということが常にぐるぐるしている状態です。
もう普通ではありませんでした笑
でもみなさん修行の前はこんな感じでふわふわしているのではないでしょうか?
2.自宅から空港へ
私は電車で移動しました。
NH90便石垣行は6:10羽田初です。
ANA国内線は、保安検査場を15分前、搭乗口を10分前までに通過しなければなりません。
それを考慮すると、保安検査場の通過締め切りが5:55ですが、始発電車が駅に着くのは5:42。
13分しかねぇ!
乗り継ぎが遅れたらとかいうレベルじゃないぞこれは。
全てが予定通りいかないと詰んでしまうヒヤヒヤスケジュールでした。
しかしバスだと午前3時とかだし、空港泊は考えられないし、最悪チャリか?いやでも雨だったら・・・駐輪場ってあるの?とか意味のわからない問答を1人で何度も繰り返し、結局危ない橋を渡ることにしました。
結果、乗り継ぎもうまく行き、駅には予定通りつきました。
ここまではよかったのですが、この先のシミュレーションに抜けがありました。
3.保安検査〜搭乗
ここでミスを犯しました。
焦っていたのか、プレミアムクラス搭乗者はプレミアムチェックインを使えることがすっかり頭から抜け落ちていたんですね。
普通に一般のレーンに並び、締め切りギリギリで通過することになりました。
もちろんラウンジなんぞ行けません。
その後他の方のブログを読んで我に帰ったのでした。
4.羽田→石垣
何はともあれ初修行フライト、無事間に合ってよかったです。
さて、搭乗までバタバタとはしましたが乗ってみればそこはプレミアムクラス!
興奮を抑えながら座りますが、やはり興奮が治りません。
私のような素人丸出し野郎にはベテランCAさんから容赦ない洗礼が浴びせられます。
荷物は足元に置かないで、かかえてください!
シートベルト曲がってます。いや、まだ曲がってるので直してください!
・・・もう帰りたい泣
離陸後はすぐ食事になりますが、テーブルの取り出し方が分からない...隣の人が取り出すのを盗み見ようと思うも、食事を放棄なされている!
結局CAさんに取り出してもらいました。
紐があるのですね。
さて、ようやく慣れてきたので、プレミアムクラスのメニューをじっくり見て見ました。
なんともプレミアムな装い。
ソフトドリンクもプレミアム。TWGの紅茶まであります。個人的にはアサイージュースが気になりました。
噂に聞くスパークリング。
なんと大手ビールが揃い踏み!オリオンもあります。
これはビール党にはうれしいですね〜。
待ってました!プレミアムなお食事です!
栗ご飯とちゃんちゃんスープでした。
スープがあったかくて、猫舌の私は舌を火傷するほどでした。
朝が早すぎたので、とりあえずお茶をいただいました。
今回が初めてのB787搭乗でしたが、トイレに行って驚きました。
オムツ替えシートが機能的デザイン!
これなら揺れる機内でもオムツ替えが楽になる、のか?
でもフラットより安心感はありますよね。
5.石垣到着
石垣に降り立ちました。
暑!あっつ!
本当に日本かここは。地図で見るとほぼ台湾なのですね。台湾てこんな暑かったっけ。
さあ着いたはいいが滞在時間は2時間ほど。街まで行くのは厳しそうです。
空港の散策とお土産を買って時間を潰しました。
石垣牛!焼肉は高くて買えませんが、ハンバーグをお土産に買ってかえりました。
舌がとろけました。一個300円でこんなハンバーグは食べられないです。
ビールに目がない花丸にはたまりません。
展望台からこれから乗る飛行機(乗ってきた飛行機でもありますが)を見たら、そろそろ搭乗時間になってきました。
6.石垣→羽田
さあ緊張の瞬間がやってきました。
修行あるある、同じCAさんとご対面です。
噂に聞いていた「お帰りなさいませ」こそ言われませんでしが(目で言ってました)、
「ずっと空港にいたんですか?私空港の外に出たことがなくて、何かあるんですか?」と他愛もないトークに、いや、本当なにもないですよ。としか言えないチキンな自分でした。
帰りはスパークリングワインをいただきました。
それにしてもご飯がおいしい。
このまま飛行機に住みたいです笑
優雅に普段しない読者などしていると、あっという間に羽田に着いちゃいました。
そういえば私の隣の方も修行僧?なのか帰りも一緒でしたが、CAさんにロイズ石垣島のチョコを差し入れていらっしゃいました。
かっこいい。
私にはハードルが高いです。
以上ファーストフライトでした。
2016フライトを振り返る PP獲得経緯
今更ではありますが、SFC取得までのフライトを簡単に振り返っておこうと思います。
1.SFC取得を決意した理由
そもそもSFCなどという分不相応なものをなぜ取得しようと思ったか。
過去記事でその価値についてはさらっと書いてはいますが、自己紹介にあるように、
出張でマイルやプレミアムポイントが結構たまり、それがきっかけでSFCや陸マイラ
ーブログを読むようになったことが動機づけになりました。
sfc-dvc-hanamile.hatenablog.com
2.PP取得表
集計してみると、2016年は21レグでした。(実際にはPPに反映されないシルクエアのフライトがあるので22レグとなります)
修行は全て単純往復なのであれですが、換算すると月2回のペースで飛行機に乗っていることになります。こんなこと生まれて初めてです。
特に11月は凄まじく、夢でも飛行機に乗ってました笑
3.PPの約半分を出張で稼いでいる
出張のフライトと個人のフライトを色分けしてみました。
SFCに必要な50,000PPのうち、約半分の24,138PPを出張で稼いでおります。
よって、私が自費で貯めたのは25,862PPだけです。
ブロンズにも届きません。
こんな状況なので、自分を修行僧と称することに抵抗があり、ブログを開設するのにも二の足を踏んでいたわけです。
修行中に「エセ修行僧!」という批判が飛んできそうで笑
4.修行スタイル
修行を決意したのは8月ごろで、この時点ではまだ12,000PP程度しかありませんでしたが、年内にもう一回は海外出張があることは決まっていました。よって30,000PPくらいの自費で解脱できるならやろう、ということで修行を始めました。
(結局予想外の出張が入りさらに自費が減ったわけですが。)
このように私は50,000PPの全部を自費で稼ぐ必要がなかったので、確実性を重視し、PP単価は厳しく追い求めませんでした。
よって、全ての修行フライト8レグを株主優待割引で、なるべく高いPPを獲得できるプランを修行スタイルとしました。
他の修行僧の方と比べるとなんとも面白みのない、ゆとりスケジュールですが、これでも子供を妻に丸投げして家を空けるために最大限の努力をした結果です。
何度も「本当に意味あるの?」「やらなきゃだめなの?」と言われながらも、朝一のフライトで、最短滞在で帰り半日は家にいる時間を作るようにプランニングしました。石垣便は6:10発ですが、始発の到着が5:42という紙一重のスケジュールで、ヒヤヒヤものでした。修行僧の朝は早く、暗く、寒かった。
今では理解してくれていますが、プレミアムクラスの食事など1人だけ楽しい思いをしたことは怒っているようです。子供も連れてけばよかったじゃないかとか。
申し訳ない限り。
だからというわけではありませんが、今月私が留守番し、妻は上海DLに羽を伸ばしにいきます。子供のことを考えずに行動し、寝ることはかなりリラックスになると思い、提案しました。
SFCの威力も十分に味わってもらいます。
私より先に国際線の恩恵を受けますので、写真を依頼しました。
個別のフライトはブログを想定していなかったので写真も少ないですが、別途レポートにしたいと思います。
5.かかった費用
そんなこんなで25,000PPだけ自分で稼ぐことにしたわけですが、結局いくらかかったのか。
純粋に修行として乗ったのは、
羽田-石垣 4レグ(2往復)
羽田-那覇 2レグ(1往復 )
羽田-福岡 2レグ(1往復)
この合計8レグです。
福岡往復に関しては当初那覇の予定でしたが、予想外の海外出張があったため、時間と経費を削減すべく計画を変更したものです。よって、PP単価はさらに悪くなっています。
これで23,194PPで、まだ自費で稼いではいますが、残りはハワイのDVC旅行と帰省で、これは修行とは関係なく計画されていたものですから、SFC取得の経費からは除外します。
[計算(単位:円)]
<航空券の部>
羽田-石垣 39,790×4=159,160
羽田-那覇 30,190×2=60,380
羽田-福岡 27,840×2=55,680
合計 275,220円
<株主優待券の部>
株主優待券 4,000×8=32,000円
(オークションのため細かい金額は忘れましたが平均して4,000円くらいでしたので許してください。)
< SKYコインの部>
-112,000円
(現金に余裕がなく、やむなくマイルをSKYコインに交換しました。)
全て合わせると、
275,220+32,000-112,000= 195,220
SFC取得費用の総合計は195,220円でした。
PP単価にするとえらく非効率でしょうし、株主優待券のコストも発生しているわけですが、確実に、最短での取得を考え、このような結果になりました。
しかし、私のようにポンっと出張や所用で搭乗機会が増えた年があれば、これくらいのコストと労力でSFCを取得することができます。
参考にしていただければ幸いです。
SFCの威力を実感 羽田〜小松 子連れでの飛行機利用
あけましておめでとうございます。
年末年始は石川県に帰省しておりました。
石川県は新幹線の開通に盛り上がっており、私も何度か利用しましたが、終点がまだ金沢のため、我が家は不便なのです。
よって、飛行機を利用し、解脱したばかりのSFCの威力を実感してきました。
1.旅程について
まず旅程ですが、
往路: 12月31日 ANA755 機材:B787-8
復路: 1月4日ANA754 機材:A321
人数:大人2名+乳児1名
本人はプラチナのPLT、家族会員の妻はスーパーフライヤーズのSFCの表記が!感慨深いです。
子連れでの飛行機は3回目ですが、繁忙期ということもあり、心配事は多かったです。
往路は予約後に機材変更で787になりました。新幹線があるとはいえ、繁忙期の需要は高いということでしょう。往復共に満席でした。
2.羽田空港チェックイン
羽田は写真がないので申し訳ありません。
まずはチェックインです。
64番搭乗口のため、Cゲート横のプレミアムチェックインを利用します。
ピークは過ぎているとはいえ、年末の羽田空港、やはり混雑しています。
横目で見た限りですが、荷物預け、保安検査場には行列ができていました。
そこを華麗にスルーし、我々はプレミアムチェックインへ。
妻のSFC家族会員登録も無事済ませているため、一緒に利用できます。
ここがSFCの良いところであり、注意点でもあります。
ダイヤモンド、プラチナ、SFCのプレミアムメンバーは、羽田空港にてプレミアムチェックインという専用のカウンター兼保安検査場を利用できます。
今回のような繁忙期でも、タイミングによっては荷物預けも含め、保安検査を通るまで5分とかかりません。私が入った時も誰もいなかったため、あっけにとられるくらいスムーズでした。
注意が必要なのは、「同行者の利用が不可」ということです。
ラウンジは同行者1名まで認められていますが、プレミアムチェックインや優先搭乗はプレミアムメンバー本人とSFC家族会員のみしか認められていません。
これを知っていたので、12/5のプラチナ到達後、大急ぎでSFCの発行、妻の登録を行いました。
無事間に合ってよかったです。
3.羽田空港ANAラウンジにキッズルームが!
一瞬でチェックインが終わり向かったのはANAラウンジ。
修行の際に利用していますが、朝一のフライトばかりだったため、ゆっくり利用するのは初めてです。
妻、そして子連れでの利用も初となります。
入ってすぐ驚いたのは、キッズルームが設置されていたことです。
以前までは気づきませんでしたが、通話ボックス?のようの個室があり、そこが臨時のキッズルームとして、絵本、塗り絵、タイルマットが用意されていました。
子連れでのラウンジ利用は少し気がひけるところがありますが、このような配慮があると皆が快適に過ごせていいですね。
欲を言えば、テーブルと席が一つしかなかったので、もう少し増やすと、利用しやすくなると思います。
しかし元々通話ブースのため扉で遮音されており、子供が少々声を出しても気にしなくていいので助かりました。
4.話は逸れますが…子供の利用について
話が逸れますが、子連れでの飛行機、ラウンジ利用には賛否あると思います。
私も子供が生まれる前と後では価値観が変わっていますが、それでも仕事の時などは子供の声がうるさいと感じます。
それは当たり前のことです。自分の子供でもイライラする時がありますから。
そして親は子供を静かにさせる義務があります。
要はこのバランスだと思うのです。
静かに過ごしたい人の公共性と、子供と快適に過ごしたい人の公共性のバランス。
ダウンダウンの松本人志さんがツイッターで、
「新幹線で子供がうるさい。。。子供に罪はなし。親のおろおろ感なしに罪あり。。。」とツイートしたことが話題になりました。
共感する方が多いと思います。
一生懸命子供をあやしながら周囲に謝り続ける親を攻められるでしょうか。あなたがその立場ならどうでしょうか。私はそのようか親であれば、暖かく見守ることにしています。
逆に騒ぐ、汚す、走り回る子供を放置しているような親、家族はどのような場所からでも放り出したらいいいと思います。
DVCのアウラニなどは、大人専用のプールを設けたり、子供しか入れないエリアがあったりと、分離しています。そのように、皆が快適に利用できるよう共存の道を探るべきではないでしょうか。
5.羽田→小松 機内
五分遅れでの搭乗となった往路ですが、画面に表示されている飛行時間を見てびっくり
「0:38」38分!?そうか。ちょうど1時間と思っていたのは滑走路にいる時間も含めてなんですね。しかし早い。新幹線ができたとはいえ金沢まで2時間半かかりますからね。
飛行機には勝てません。
我々は前方の通路側から2席並びでとっており、窓際は他の客がいました。
子供連れの優先搭乗でそそくさと搭乗し、妻に787の魅力を紹介していると、恐らくダイヤモンドメンバーと思われる方が我々の席に来ました。
その瞬間、「あー失敗した」という言葉が聞こえました。
子供連れの隣になって、寛げないと思ったのでしょう。(本人は心の声のつもりだっのでしょうが)
その後も何度か舌打ちが聞こえて来ました。
気持ちは分かりますが、しかしたかだか38分のフライトでそんなに気分害する必要ありますかね?ちなみに子供はたまにフガフガ言っていたものの、騒ぐことなく寝ていました。
6.小松空港にて荷物受け取り
小松空港に到着し、荷物を受け取りますが、まずベビーカーが出て来ます。こらはプレミアムメンバーか否かに関わらず、優先して出て来ます。
他の荷物もすぐ出て来ましたが、一般会員だとどうなるのか気になって調べてみると、優先にはならないようですね。
大晦日のためスーパーが閉まるのが早かったので、荷物が早く出て来て助かりました。
7.小松空港チェックインとラウンジ
小松空港には優先カウンターはありますが、保安検査場はひとつしかないので、出発前はかなり混み合います。
小松空港のラウンジは初めてだったので、テンション高めに写真を撮りました。
便数が少ないので、席数の割には空いていました。
ドリンクコーナー。
ビールは一番搾りです。青汁はありませんでした。
ドリンクコーナーから見た風景
ボックス席が二つありました。
全容の写真がありませんが、家族や団体にはオススメです。椅子に充電タブもありました。
小松空港は小さな空港で、国内線は2つしか搭乗口がありません。よって、本当にラウンジにはギリギリまでいられます。優先搭乗のアナウンスが聞こえてから出れば、そのままスルーです。
7.総括
今回は羽田のプレミアムチェックイン、ラウンジのキッズルーム、荷物の優先受け取りなど、SFC、上級会員の威力を実感しました。
途中炎上を煽るようなことも書いてしまいましたが、子連れで公共の場に行くのは本当に難しいです。理解し、理解されるような行動に努めていきたいものです。
本当に威力を発揮するのは国際線搭乗時だと思いますので、早く体験したいです。
SFCとは ANAの上級会員になろう
SFCが届いたことが嬉しすぎて順番が前後しました。
SFCとは、SUPER FLYERS CARDの略で、
ANAの上級会員専用のクレジットカードです。
1.航空会社の上級会員
旅行や仕事で空港を利用する際、航空会社の上級会員について意識したことはありますでしょうか。
上級会員とは、簡単に言えば飛行機にたくさん乗ることによって、様々な特典を得ることができる資格を有する人のことです。
主な特典としては、ラウンジの利用、優先搭乗、専用チェックインなど多岐に渡ります。
私が初めて海外に出たのは、大学生のときの短期留学でした。
その時は免税店を巡るのが楽しく、時間はあっという間に過ぎ去ったものですが、回数を重ねると飽きてくるものです。
そもそも免税されていても高いものは高いので、結局見るだけで何も買えませんし。
時間が余ると何をするか。
出国前に最後の日本ビールを!日本食を!となりませんか?
しかし空港の食事は割高です。
ビールもラーメンも一杯1000円くらいします。缶ビールでさえ500円など•••
そんなとき、ラウンジが使えればただでビールや食事をとることができます。
香港で機材トラブルのため5時間遅延に遭遇したことがあります。
キャセイパシフィック航空でしたが、ラウンジを解放してくれて、思わぬ形で初ラウンジを経験することになりました。
その時、ここはどういう人が使えるんだろう?と考えたのを覚えています。
2.ANAの上級会員
上級会員の仕組みは各航空会社によって異なります。
ANAは、AMC(ANAマイレージクラブ)というマイル会員制度をもっていて、上級会員としてダイヤモンド、プラチナ、ブロンズのステータスと、SFCという恒久的な制度を設けています。
ANAでは「プレミアムメンバー」と呼んでいます。
https://www.ana.co.jp/amc/reference/premium/
上級会員になるには、一番ランクの低いブロンズで30,000プレミアムポイント必要です。
プレミアムポイントは、マイルと似て非なるもので、積算率も、有効期限も異なります。
基本的にマイルは飛行距離で決まりますが、プレミアムポイントは国内では距離の2倍になったり、ボーナスポイントがついたりします。
上級会員になるためだけに飛行機に乗る人のことを「修行僧」といいますが、多くの修行僧は国内線を使い貯める傾向が多いです。
3.上級会員になるには
ANAの上級会員になるには最低30,000プレミアムポイント必要です。
しかし、前述のラウンジや優先搭乗のサービスを受けるには、次のランクの「プラチナ」になる必要があります。
多くの航空会社の上級会員は、この(50,000)が一つの目安になるようです。
ANAの上級会員修行僧に人気なのが、羽田ー沖縄路線。
往復で最大5,720プレミアムポイント貯めることができます。
最大と書いたのは、座席ランクや運賃で積算率が異なるからです。
最大のポイントを得るには、プレミアムクラスの普通運賃で乗る必要がありますが、裏技的に、株主優待券を使い割引を受けてもOKです。
大体一枚4千円くらいで購入できます。
株主優待割引後の金額で、往復およそ6万円です。
50,000プレミアムポイントを稼ぐには、
50,000/5720=8.7
ということで、9往復、経費としておよそ60万円が必要ということになります。
(航空券54万円と株主優待券7万2千円程度)
これを全て自費でやると高い気もしますが、
出張の多い方であれば、それほど高いハードルではないと思います。
自費でもやってやれないことはないですし、 マイルを使って経費0にする方法もあります。
私も出張で2万プレミアムポイントほど溜まったので、急遽修行を決意し3ヶ月で解脱しました。
4.SFC
ANAであれば50,000プレミアムポイントでラウンジが使える上級会員になれますが、通常は一年ごとの判定です。
今年たくさん利用しても、来年利用する機会が減れば失効してしまいます。
しかしANAやJALは、この50,000プレミアムポイントを達成した翌年度内の申請に限り、恒久的な上級会員の権利を得る制度がありす。
それがSFC(スーパーフライヤーズカード)というANAのクレジットカードです。
このクレジットカードの年会費1万7千円程度を払い続ける限り、上級会員でいることができます。
そのため、修行してでも50,000プレミアムポイントを達成する人たちがいるわけです。
通常のクレジットカードと同様に、家族カードを発行することができ、発行された家族もSFC会員、つまり上級会員になれるという太っ腹な制度です。
ラウンジは同伴者一名が無料ですから、夫婦で持てば、子供が2人いても旅行の際に家族全員でラウンジを利用することができます。
DVCと相性がいいという理由の一つがこれです。
ホテルだけでなく、空港でもVIPな待遇を得ることができます。
5.上級会員の意義
私は出張で、経費を抑えたとはいえ、それでも20万円ほどの出費はあったわけで、しがないサラリーマンには安い金額ではありません。
ましてや私は子供が生まれたばかりで、貴重な休日をそんなことに使っていいのか?と自問自答をしたこともあります。
しかし、私個人としては、若い人こそ、お金のない人こそ、子供が小さい人こそ、早めに上級会員になった方がいいと考えます。
一部の商社マン等を除いて、若手で50,000プレミアムポイントをかせぐほどの出張機会があるでしょうか。
私は今年インドに行く機会が多かったですが、ディスカウントチケットのため、往復で僅か5000プレミアムポイントしかたまりません。10時間のフライトにもかかわらずです。
さすがに10往復もする機会はありません。
それくらいの身分になるころには、40代を超えているでしょう。
その後、例え全て会社の出張費で上級会員になったとして、あと何年そのメリットを最大限享受できるでしょうか。
友人は家族を持ったり、自分の子供は部活で旅行など行けず、結局1人で利用することが多くなるでしょう。
決して40代や上の方が取得することを否定しているわけではありません。
若いうちにとれるものなら取った方がいいと言いたいのです。
貴重な家族との旅行の時間を、少しでも効率的に、リッチに、ちょっとかっこつけて楽しむには、20代で上級会員になることの意義があるといえるのではないでしょうか。
SFC到着しました!
SFCが到着し、修行が完遂しましたので、
経過をまとめたいと思います。
SFC取得まで
12/3 解脱フライト
12/4 PP加算を確認
12/5 プラチナに変更されたことを確認
12/5 webからSFC申し込み
12/8 SFC申込書父到着
12/9 発送
12/7 プラチナキット到着
12/21 WEBでステータスSFC切替を確認
12/23 SFC到着
12/24 ラウンジカード発行依頼
12/28 ラウンジカード到着
1.ANAカードからSFC への切り替え方法
SFC取得を目指すほとんどの方はANAカードをお持ちだと思います。
ANAカードをお持ちの方は、同ブランドであれば、改めてクレジットカード会社の審査を受けることなく、SFCに切り替えることができます。
(MasterからMasterなど)
SFCの切り替えの申請ですが、一見何が必要なのか分かりません。
申請書にも何を添付しろという指示は見当たりません。
ガイドブックを見返していると、最後のページに、カードのブランドごとに必要な書類の一覧がありました!
VISA/MASTERの切り替えには特に添付する書類はないようです。
なので、申請書一枚記入するだけで、即投函できました。押印欄もありません。
記入項目はカード番号くらいです。
この瞬間を楽しみに数ヶ月生きて来たので感動もひとしおです。
何子供みたいに開けてるの!と妻にバカにされました。
SFCの方が少し色が濃い?
2.注意事項
プラチナステータス到達直前に、大きなミスが発覚しました。
ブロンズカードがなかなから届かないので、不審に思ってホームページを見ていると、住所が引っ越す前の登録になっていました!
クレジットカードは変更しても、ANAマイレージクラブには反映されないようです。
幸い前の住所は会社の寮だったので、管理人に問い合わせたものの、ポストは空っぽ。
未だにブロンズカードは届かず・・・
どこを彷徨っているのやら。
登録住所は修行中に確認しておくこと!
【ちょびりっち】クレジットカード発行だけで10600円!!
ちょびりっちで超大型案件です。
伝説の陸マイラー、テラヤマアニさんがちょびりっちとコラボ企画として、
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」の発行だけで、
10600円相当のポイント!
ソラチカルート変換で9540マイル獲得できます。
初年度年会費無料ですか、タダで10600円がもらえることになります。
注意点は、キャッシング枠を10万円以上に設定することです。
キャッシング枠は設定したからといって使う必要はありませんので、設定だけです。
先着1000名なのでお早めに!
DVCの初期費用と維持費
1. ポイントを理解する
DVCは少しづつ投資して別荘を買うものだ。
sfc-dvc-hanamile.hatenablog.com
DVCの特徴は「ポイントを購入する」というところにあります。
公式的には150P〜4000Pの範囲で、購入する際に自分で決めます。
基本的には50P単位で設定が可能です。
ただし、向こうも営業ですので、この辺は多少交渉の余地はあるようです。
わたしの場合、150Pもいらなかったので、100Pにしてもらいました。
50Pでもいい、という提案さえありました。
そしてポイント単価×購入ポイント数で初期費用が決まりますが、このポイント単価は購入する時点で変動します。
また、ドル建ての決済になるため、為替の影響を受けます。
営業トークをあまり信じすぎるのは禁物ですが、ハワイの物価は上昇してきており、特に不動産は人気が高いので、早めの購入を勧められました。
実際、トランプ氏が利上げを発表したとこにより、今後どうなるか分からなくなってきました。
購入当時は円安ではありましたが、あの時買ってよかったと思います。
気になる初期費用ですが、100Pで約200万円
、150で300万円です。
つまり、50Pあたり100万円程度ということになりますね。
2.何ポイント必要か
ポイントだけじゃよく分からんということで、ハワイのアウラニに宿泊するシミュレーションをしてみましょう。
時期と部屋のタイプによって1泊に必要なポイントが変わります。
例えばGWや年末年始などのハイシーズンに、ワンベッドルームヴィラのオーシャンビューに宿泊する場合、1泊あたり62P必要です。
つまり、100P購入すれば1泊、150P購入すれば2泊できる計算です。
一番ランクの低いへやであれば、ハイシーズンでも24ポイントですので、100Pあれば4泊できます。
(ランクが低いといっても十分豪華な造りです。)
前回の記事で書いたように、前借り、繰越で3年分一気に使うこともできるので、100P購入でも十分楽しむことができます。
このように、部屋のランクを気にせず毎年4泊、あるいは3年に一回最上級の部屋に4泊する場合の初期費用は200万円程度、ということになります。
安い金額ではありませんが、4回ほど行けば元がとれてしまいます。
ただ、ポイント単価は気にしなくてはなりませんが、それはまたの機会にしたいと思います。
3.維持費
200万円ないし300万円でDVCを買ったとしましょう。
それでお金はもう必要ないかというと、それは違います。
「別荘」を持つには様々な経費が必要です。
固定資産税や、掃除、老朽化した場合の修繕費など、持ち続ける限り発生します。
DVCの場合もそれら維持費を毎年払わなければなりません。
これもポイントに応じて計算され、およそ1Pあたり6.5ドル程です。
100Pで、1ドル117円であれば、76,000円ほどが、毎年の経費になります。
50年同じ金額だとすると、380万円です。初期費用の200万円と合わせ、合計600万円程度が、DVCに必要な全体費用となります。
高っ!と思いましたか?
しかし考えてみてください。
ハワイに家族や友人と3泊ほどの旅行をすると、ホテル代だけで一回60万円ほどはするでしょう。(1人20万円×3人の計算)
それを10年以上続けると、600万円をゆうに超えてしまいます。
同じ金額でDVCなら50年、しかもキッチンやダイニングテーブルまでついたスイートルームのような部屋に宿泊できます。
定員内なら何人泊まってもポイントは変わりませんから、大人数ならさらにポイント単価は下がります。
海外旅行が好きなら買わない手はないというわけです。
4.気になるのは
宿泊がお得なのは分かったが、そこまで行くには航空券が必要だ。
個別でとるよりも、結局旅行会社のセット商品を買った方が安いのではないか、となるでしょう。
それは次回お話することに致しましょう。